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独学のススメ - エスペラント語のススメ


大切なのは、 自分のしたいことを自分で知ってるって ことだよ(ムーミン谷のスナフキン)


CDエクスプレス エスペラント語
CDエクスプレス エスペラント語
コメント:  なんなら題名は「エスペラント」だけにして欲しいけれど、なぜか「エスペラント"語"」な題名になっている会話・文法練習帳。これさえ気にしなければ入門書として、もしくは文法16ヶ条習得後のエスペラント文の練習帳として最適である。 <br /> 課のひとつひとつがジョークのようになっていて笑える。特に14課の「講演の前に」ではオチまでしっかりついていて、ひとつのジョークとして完成されている。また練習問題やコラムも充実しており、この本だけで一通りのエスペラント界情報を入手することができる。私は『地球語エスペラント』の次にこれでエスペラントを独習したが、この2冊さえあればエスペラント文法はだいたい理解することができる。



4時間で覚える地球語エスペラント CD付
4時間で覚える地球語エスペラント CD付
コメント:  このテキストはいわば“超入門編”です。エスペラントについての解説から始まってコンパクトにまとめられた文法、会話例、物語のエスペラント訳、そして巻末に単語集と最後に簡単な問題という構成です。 <br />分野別にまとめられている後ろの単語集は見やすくて、かなり良いと思いました。(この部分はかなり活用しています;)が、本格的にエスペラントの学習を一から始めようという人にとっては、ハッキリ言ってあまりお勧めできません。簡潔にまとまり過ぎていて、ゼロから学ぶ人間には情報量が不足なのです。体系的な教科書にはなっていませんから、個々の文法事項を詳しく学ぶことが出来ません。 <br />本格的な入門書というより、とりあえず、エスペラントとは如何なる言葉なのか‥と興味のある人に、その言葉の世界を紹介するための本と考えた方が良いでしょう。エスペラントの要である、16箇条の文法をざっと見渡すことに主眼が置かれているテキストだと思います。 <br /> ただ、このテキストで特筆すべきなのは、世界名作文学のさわりの部分の朗読が収められていることです。入門テキストでは通常、ちょっとした会話が収録されている程度ですので、物語の朗読があるのは、大変に有難いことです。後々、朗読の練習になるからです。このテキストで音声を担当しているポーランド人女性は白水社発行の「ニューエクスプレス」でも吹き込みをされていますが、エスペラントがたいそう達者で、朗読部分も感情を込めた素晴しい仕上がりになっていて、とてもお手本になります。 <br /> <br /> 一つ気になったところを上げます。英語を媒体にして覚えられるような謳い文句になっていますが、その点はちょっと注意が必要です。エスペラントと同時に英語も押さえようとした私には、大いに当てが外れました。 <br />エスペラントは英語と同じ欧語をもとに作られているので似ている部分があるとはいえ、もちろん別の言葉ですから、文法が英語とまったく同じわけではありません。 <br />でもこのテキストに出てくる英文は、エスペラントをそのまま英語に直訳したような感じを受けました。 <br />単語や例文の英語が、自然な英語とは言い難いものが多かったからです。この単語を言う場合、普通これでないでしょうとか、この言い回しはちょっと変‥と感じる箇所が、たびたび出てきました。 <br />将来改訂版が出されるなら、英文の再チェックが必要なのではないでしょうか? <br />



ニューエクスプレス エスペラント語
ニューエクスプレス エスペラント語
コメント:



エスペラント―異端の言語 (岩波新書)
エスペラント―異端の言語 (岩波新書)
コメント: エスペラントというと、なんとなく胡散臭いと思っていました。 <br />タイトル自体が、「異端」だと書いているとことろに、親近感を持ちました。 <br />エスペラントをやっている人が、なんとなく説得力がないということを感じていたからです。 <br /> <br />英語が世界を征服していいという法則はありません。 <br />2つの言語間の意思疎通では、中間言語として役立つものがあれば、効率的に情報伝達ができるようになるかもしれません。 <br />それよりも、どちらかの言語で意思疎通した方が早いかもしれません。 <br />英語が使われる理由のひとつだと思われます。 <br />機械翻訳では、中間言語として英語を使うことが多くなっています。 <br />コンピュータの中の言語も、ほとんどが英語起源の言語です。 <br /> <br />英語に置き換わるような仕組みを作り上げることができるかが、エスペラントの生き残る道かもしれないということを感じました。 <br />



エスペラント小辞典
エスペラント小辞典
コメント: エスペラントがすたってる様に思い勝ちだが、まだまだエスペラント程海外旅行などに役立つものはない。2006年も世界大会フィレンツェに招待された。この辞書はエスペラント独特の言葉を詳しくわけている。例えば Teni el-teni の違いなど.... 言葉は勿論ヨーロッパ語から成り立っているが sano 元気 mal-sano(malsano) 病気 mal-san-ulo 病人 mal-san-ul-ejo 病院 と一つの言葉から成り立ち、一つ一つ詳しく説明している。 <br />エスペラント程英語よりやさしいものはないだろう!お薦め



4時間で覚える地球語エスペラント
4時間で覚える地球語エスペラント
コメント: 人工語・エスペラントの成立経緯や歴史,エスペラントに関する情報や読み物,そして文法や必須単語などがコンパクトにまとめられており,気軽に付き合える本である。<br>本に書いてあるとおり,エスペラントの文法と必須単語を学習時間4時間で習得してしまおうというのは,いくら中学英語の基礎があると言ってもたいていの人には無茶だと思うが,ここで文法16か条などを一通り読んで,エスペラントに関する知識を確かなものにしておくのには好適な本である。



エスペラント日本語辞典
エスペラント日本語辞典
コメント: これまでのエス和辞典は小辞典で、充実した用例や語法注記は望むべくもなかった。これはそうした記載満載の本格的エスペラント学習辞典であり、しかも語彙数は大辞典級である。 <br />語をそのまま引ける『エスペラント小辞典』(大学書林)と違い、こちらは語根見出しである。例えば bonveno(歓迎)は veni(来る)のところに載っている。当初とまどうかもしれないが、慣れれば大したことではない。 <br /> <br />もちろん読むために引く辞書でもあるが、現在メールやチャットにエスペラントを使っている筆者にとって、これは何より書くために必須の辞書である。書くためならば和エス辞典と発想されるかもしれないが、じつはこの辞書を使ったほうが誤りの少ないエスペラント文を書ける。少なくとも和エス辞典で訳語を知ったら、この辞書で引き直して用法や用例を確かめたほうがいい。 <br />例えばある動詞の後ろにくるのは名詞の対格か前置詞か、前置詞ならば何がくるのかといった情報が、文型表示や用例、語法注記の形で親切に示されている。コロケーション(語の結びつき)情報をもっと充実させるとよいと思うが、今でも大変ありがたい辞書である。 <br /> <br />現在筆者は読解用(特にチャットなどとっさの反応が必要な場合)には『エスペラント小辞典』を、書くためにはこの辞書と(使う頻度はぐっと少ないが)『日本語エスペラント辞典』(JEI)を使っている。ただいずれも高い。まず一冊エスペラントの辞書をという方には、値段と情報の量・新しさの面から、この辞書をおすすめしたい。 <br />ただ『小辞典』やのハンディさと語を分解せずに引ける利点も捨てがたい。もし初級学習や読解に特化されるのなら『小辞典』のみでもよいと思うが、書くことも含め本格的にエスペラントをおやりになるのなら『エスペラント日本語辞典』を持って損はないはずである。 <br /> <br />最後に、この辞書はどういうわけか活字が大きい。「活字を小さくしてハンディになったら引きやすいだろうに」と思うのだが、一方で目を傷める心配がないのは利点といえよう。



武器では地球を救えない―エスペラント語をつくったザメンホフの物語
武器では地球を救えない―エスペラント語をつくったザメンホフの物語
コメント: 夏休みの宿題「読書感想文」<br>もうすぐ、夏休みですね。<br>夏が終わる頃「読書感想文、まだだった?」と泣きが入らないように。<br>今から、読む本を決めちゃいましょう。<p>ブログヒヨコからおすすめの一冊。<br>「武器では地球を救えない」<p>「だったら、なんだったら地球を救えるのさ??」<br>ふふん、お金や武器じゃ地球は救えっこないのだ。愛は地球を救う、という話はやっぱお金を寄付してくれってことだけどね。この本のなかにある答えを探してごらん。きっといい感想文が書けるはずだよ。



エスペラント基礎1500語
コメント: 小林・萩原著『4時間で学ぶ地球語エスペラント』の巻末に「単語記憶用には最適の本」と紹介があり、購入した。確かに他の評者が書かれたように、ここにある1500語を覚えれば、造語力の豊富なエスペラント語では大変な力になると思う。 <br />ただ内容は単語と訳語をアルファベット順に並べた簡単なもので、値段的にも難があると思う。初級学習において辞書代わりに使えるが、それは付属的な機能と言えよう。 <br /> <br />これよりもタニヒロユキ著『エスペラント単語練習帳』(日本エスペラント図書刊行会)のほうが、同価格ながら質・量ともに上回っている。一単語ごとに例文や派生語もまとめてあって覚えやすいだけでなく、エス文和訳・和文エス訳の練習もできるようになっている。 <br />この存在をもっと早くに知っていれば、この本を買うことはなかったであろう。 <br /> <br />【2008年9月5日追記】 <br />その後単語記憶のためにではなく、読解で辞書代わりに使っている。引いて載っている単語(語根)は重要単語として覚えるようにし、載っていなければとりあえず無視して先へ進むようにしている。110ページほどの薄い新書サイズなので、手軽に引けるのがよい。



言語の発展―国際語エスペラントの観点から
コメント: 本書は、世界的に有名な言語学者のアンドレ・マルティネのもとで学んでいたフランソワ・ロ・ジャコモ氏が、1981年にパリ大学第3系(言語学)に提出した、エスペラントについて論じた博士論文を、フランス語から邦訳したものです。 <br /> <br />エスペラントについてよく知らない人たちにとっては、エスペラントについて論じた論文が博士論文として受理されるなどということは信じられないかもしれませんが、そういうことはときどきある事なんですね。 <br /> <br />そもそもアンドレ・マルティネという人は、20世紀半ばに、エスペラントより優れた人工語を作ることを目的とした団体に所属していたこともある人です。 <br />(結局マルティネは、「思うように仕事をさせてくれない」という理由で、その団体を途中で脱退しましたが、その団体は1951年に Interlingua という人工語を発表しました。 <br />この人工語は、今でも少数の支持者によって使われており、ウェブ上には Interlingua の団体のサイトがありますし、Wikipedia には Interlingua で書かれた記事が多数あったりします。) <br />そういう人ですから、マルティネは逝去するまで、エスペラントを含む人工語一般に対して、かなりの理解を示していた人物でした。 <br /> <br />ところで論文の内容ですけれども、エスペラントの知識が無い人には、まったく面白くないだろうと思います。 <br />エスペラントを2〜3年勉強してから読めば、得るところが多いと思われますね。 <br /> <br />それから私の感想ですけれども、ロ・ジャコモ氏は結論として「エスペラントの発展は、自然に任せるべきだ」とおっしゃってるんですが、私はこれには反対なんですね。 <br /> <br />もちろん、同氏が本書であげている程度のことは、自然に(あるいはエスペラント使用者に)任せておけば良いのかもしれません。 <br /> <br />しかし、同氏が指摘していない問題が、エスペラントにはあります。 <br />エスペラントは発表されてから120年もたってるわけですが、私の目から見ますと、ほんのわずかながら不足・混乱している部分があるように思われるのです。 <br />つまり、自然に任せていたのでは、このような部分は、いつまでたっても改善されないように思うんですね。 <br /> <br />もちろんすでにエスペラントは、さまざまな分野で実用され、さまざまな書籍・雑誌が刊行されていることは事実なんですが、しかし少数ながら不足・混乱している部分があるせいで、本来発揮できるはずの力を出せていないように思われるのです。 <br /> <br />私はこのように考えているので、このような不足・混乱している部分を(自然に任せるのではなく)意識的・積極的に改善していくべきだと思っているのですが、しかしいずれにせよ、エスペラントについて論じた真面目な論文が日本語で読めるということは、とても素晴らしいことだと思います。 <br /> <br />この場を借りて、この論文を訳された水野氏の努力に、大いに感謝する次第です。





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